あがた祭宇治神社御旅所(前編)から続き
縣神社の説明によると(一部抜粋)
あがた(県)祭りとその信仰
大祭の形式は、神の依代の神籬(ひもろぎ)たる梵天(ぼんてん)を直接動かす、その故に深夜暗黒の中で行うという太古の尊厳な様式を今にとどめている。
あがた祭は江戸時代、商都大阪、堺を中心とする町人階級の勃興と共に、極めて庶民的な「人気の神様」としての信仰と結びつき、はなやかな色彩をそえる。
封建時代の庶民が一夜の開放感を満喫し、一種の無礼講として行なわれたものであり「人気の神様」として、商都の商人の商売繁盛の祈願、あるいは現在も多くの信者を持つ人気商売の関係などから、現在のごとき信仰が生まれた。
現在、固い信者と講社は大阪府、市、堺市、奈良県、滋賀県、兵庫県、京都府、市にひろがっており、伊賀、上野市一帯も含まれてる。
渡御の中心たる「梵天」は一種の弊であり、神の乗物である。梵天についてる弊は渡御の後、信者に分たれ、護符とされている。
1.深夜におこなわれる梵天(神様の乗物)渡御は、太古の様式を継承している。
2.あがた祭は、庶民(町人・商人)の勃興と共に信仰と結びついた庶民のお祭り。
「太古の様式」と「庶民のお祭り」があがた祭の特徴かもしれません。
23時、宇治神社御旅所を出てすぐ、獅子頭(雄のみ)と梵天神輿の「ぶんまわし」や前後左右に激しく揺さぶりが見れます。
獅子頭ぶんまわし。
梵天ぶんまわし。
梵天神輿に乗ってる人(神様の使い?)は右腕で丸竹につかまり、左腕を水平につき出す。
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この後、府道宇治淀線(都計道路)に出て宇治橋方面へ向かいます。
JR宇治駅の前で、ぶんまわし。宇治神社御旅所より明るくて見やすかった。
獅子頭のぶんまわしと揺さぶり。
梵天ぶんまわし。
梵天神輿を前後左右に揺さぶる。
よく振り落とされないものだと関心。
宇治橋西詰へ向かう梵天神輿。
宇治橋西詰でも、ぶんまわしが行なわれるそうですが、終電の時間が迫ってきたので、残念ながらココまで。
いつか、還幸祭まで見てみたい。
【関連ブログ】あがた祭宇治神社御旅所(前編)
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