49年ぶりの祇園祭宵々々山後祭へ行って来ました。
今年の後祭は、何と言っても、蛤御門の変以来約150年ぶりに復活した大船鉾を見に行くのが最大の目的です。
前祭の船鉾が神宮皇后出陣の鉾に対し、後祭の大船鉾は神宮皇后戦勝凱旋の鉾になります。
宵山の期間、大船鉾も一般人が乗れるようですが、スゴイ行列でした。
大船鉾では、18時から20分間隔で宵山囃子が行われるようです。
駒札には(一部抜粋)
大船鉾(おおふねほこ)
神宮皇后(じんぐうこうごう)の朝鮮出兵伝説にちなみ、鉾全体で船型をかたどり、後祭の最終を飾る鉾である。
屋形中央部に神宮皇后、屋形前部に副将住吉明神(すみよしみょうじん)、艫部に操舵手鹿島明神(かじまみょうじん)、舳先に龍神安曇野礒良(りゅうじんあずみのいそら)の4神を安置する。
舳先の飾り物として文化10年(1813)製の大金弊と文化元年(1804)製の龍頭を隔年使用していたが、「蛤御門の変」の大火により龍頭を焼失、大金弊のみ現存する。
古来、四条町は南北に分かれており、交代でこの鉾を出していた。龍頭は北四条町、大金弊は南四条町の所有で各々担当の年に舳先を飾っていたが、明治に入り南北が統合され現在に至る。
昔は、四条町が南北に分かれて、龍頭(焼失)と大金弊を隔年でだしていたのか。
スポンサーリンク
四条室町で祇園祭展(無料)が開催されていて、昔の祇園祭の写真や絵が飾られていました。その中で、昔の大船鉾の絵に、龍頭が描かれていました。
ちなみに、現在には無い、昭和28年の祇園祭「ねりもの」行列という写真が展示されていました。
写真には、小野小町に扮する女性が写っていて、ミニ時代祭といった感じでした。
また、後祭でも屏風祭が行われています。
屏風祭では、宵山の期間、京都に古くからある旧家の屏風や鎧など、各家々の家宝が一般公開されます。
大船鉾地図
京都観光で使えるお得な乗車券 京都観光で使えるお得な乗車券(フリーきっぷ)をまとめてみました。.... |
|
「市営地下鉄1dayフリーチケット」 市営地下鉄1dayフリーチケットを使えば、渋滞にまきこまれず、時間どうりスムーズに.... |
|
嵐電でめぐるオススメ観光名所10箇所 嵐電(京福電車)は、京都市内に現存する唯一の路面電車です。嵐山本線(嵐山駅ー四条大宮駅)7.2kmと北野線.... |