京都御所春季一般公開へ行ってきました。
2006(平成18)年は、4月5日から4月9日(9時から15時)まで行われ、8日(10時・11時)には雅楽・9日(10時・11時)には琴演奏が行われます。
宜秋門から入り御車寄⇒士大夫間⇒新御車寄⇒紫宸殿⇒清涼殿⇒大臣宿所⇒小御所⇒御学問所⇒御常御殿⇒御三間⇒清所御門と拝観していきます。
士大夫間↓
士大夫間虎の襖絵↓
承明門から見た紫宸殿↓
右側に見えるのが”左近の桜”で、左側に見えるのが”右近の橘”です。
今日は、”左近の桜”を見るのが最大の目的です!
近づいてみてみると・・・・ ε=ε=ε=┌(;・_・)┘
左近の桜↓
満開じゃない・・・・
一般公開後に満開になりそうです。
この”左近の桜”は、ある意味京都の数ある桜の中で最も格式高い桜ではないでしょうか。
ちなみに”左近の桜”は山桜です。
振り返ると承明門が見える。
承明門↓
今回の京都御所春季一般公開のテーマは、”宮中の調べ”です。
小御所(こごしょ)では、人形で管絃(かんげん)が再現されています↓
説明によると(要約)
『管絃
管絃とは、雅楽の一つで楽器による奏楽です。
代表的な曲に「越殿楽」があります。その奏楽の様子を楽器及び人形6体を用いて表現しています。』
と書いてある。
ちなみに、小御所の説明には
『小御所
皇太子の元服(成年式)などの儀式に用いられ、将軍や諸侯との対面の場所としても使われた。
1867(慶応3)年に王政復古の大号令が発せられた夜、「小御所会議」がここで行われた。
この建物は、火災後の1958(昭和33)年に再建されたものである。』
と書いてある。
歴史を感じるな? φ(.. ) メモメモ
京都御所秋季一般公開の時同様充実した拝観コースでした。
さて、京都御所とその周辺には有名な桜が3本あります。
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もう一つは、宜秋門の近くにある”御車返しの桜”です。
御車返しの桜↓
全然咲いてない・・・・
御車返しの桜は、後水尾天皇がこの桜の近くを通りかかった時あまりの美しさに御車を引き返しになられたと言われています。
最後に紹介する有名な桜は、今出川御門近く近衛邸趾にある”近衛の糸桜”です。
近衛の糸桜↓
近年これほど大きく存在感ある桜は見たことがない!!
周りにいた人達も「すごいな?すごいな?」と言っていました。
立て札には(要約)
『近衛邸跡
このあたりが旧近衛邸の屋敷があったところです。
近衛家は、平安の昔から、常に貴族の最高位にあった家柄で、江戸時代末期までに多くの人が摂政や関白になっています。
池のほとりには、昔から有名な糸桜があったらしく、孝明天皇も安政2(1855)年御幸の折、次の歌を詠まれています。
「昔より名には聞けども今日みれは
むへめかれせぬ糸さくらかな」』
と書いてある。
昔から有名だったんですね。
蛇足ながら枝垂桜は、枝が垂れ下がる事から糸桜ともよばれます。
”左近の桜”・”御車返しの桜”は残念だったけど”近衛の糸桜”を見れただけで大満足。
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