「嵐電1日フリーきっぷ」名所めぐり

「嵐電1日フリーきっぷ」（大人700円・子供350円）を使って、桜をメインにいろいろな観光名所へ行ってきました。「嵐電1日フリーきっぷ」には、拝観料割引や粗品進呈などのお得なクーポンも付いています。

※嵐電1日フリーきっぷは2019年9月30日をもって発売中止になりましたが、2023年4月1日から再発売しました。

「嵐電1日フリーきっぷ」以外にも「京都 地下鉄・嵐電1dayチケット」（1,300円）など色々もあります。詳細は嵐電公式サイトのお得な乗車券をご覧ください。

嵐山 ⇒ 車折神社 ⇒ 広隆寺 ⇒ 大酒神社 ⇒ 蚕ノ社 ⇒ 法金剛院 ⇒ 桜のトンネル ⇒ 地蔵院（椿寺） ⇒ 北野天満宮 ⇒ 平野神社とまわりました。

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車折神社には、渓仙桜（けいせんざくら）という立派な桜があるのですが、早咲きのためすでに葉桜でした。それでも境内は、桜がチラホラと咲いていました。

玉垣と桜↓

車折神社では、クーポンでおみくじが一回無料で引けます。

再び嵐電に戻り、車折神社駅から太秦広隆寺駅へ

太秦広隆寺駅を降りると、駅ホームに何だか怪しい自動販売機が！

おみくじや仏教関連グッズが売られていました。ご利益あるのかな？

太秦広隆寺駅というだけあって、下車してすぐに広隆寺の門が目に入ってくる。広隆寺と嵐電が何とも良い感じです。

広隆寺境内の桜↓

広隆寺には、国宝第一号に指定された木造弥勒菩薩半跏思惟像があります。

弥勒菩薩の微笑みは「アルカイックスマイル」として知られています。

アルカイク・スマイル（アルカイック・スマイル、英: Archaic smile）とは古代ギリシアのアルカイク美術の彫像に見られる表情。紀元前6世紀の第2四半期に例が多い。生命感と幸福感を演出するためのものと見られている。写実主義の視点で見ると不自然な微笑であるが、前時代に比べれば自然主義に近づいている。古代日本の飛鳥時代の仏像にも見られ、例えば弥勒菩薩半跏思惟像の表情はアルカイク・スマイルであるとされることが多い。

wikipediaより

広隆寺から道なりに北へ歩くと、秦の始皇帝がまつられている大酒神社があります。

大酒神社

当社は、延喜式神名帳葛野（かどの）郡二十座の中に大酒神社

（元名）大避（おおさけ）神社とあり、大酒神社ともいう。

「大避」称するは秦始皇帝の神霊を仲哀天皇8（356）年皇帝14世の孫、功満王が漢土の兵乱を避け、日本朝の純朴なる国風を尊信し始めて来朝しこの地に勧請す。

これが故に「災難除け」「悪霊退散」の信仰が生まれた。

大酒神社から東へ、住宅街を10分ほど歩くと、蚕ノ社という神社があります。

蚕ノ社では、日本で唯一の三柱の鳥居が見れます。

大酒神社と蚕ノ社は、観光客が来ない場所ですが、歴史ロマンあふれる場所です。

くわしくは、司馬遼太郎著「ペルシャの幻術師」をベースに歩いた秦氏についてをご覧ください。

蚕ノ社から北東方向に歩いて法金剛院を目指す。

法金剛院の本堂前に「待賢門院桜」という立派な枝垂れ桜が咲いていました。

法金剛院から嵐電の鳴滝駅まで歩く。

鳴滝駅から宇多野駅の間に「桜のトンネル」とよばれる場所があります。車内・線路沿い、どちらの景色もキレイです。

車内から見た「桜のトンネル」動画

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嵐電終点の北野白梅町駅から歩いて5分ほどで地蔵院につく。

椿と桜が同時に見れます。地蔵院は、別名「椿寺」とも呼ばれている。拝観料無料、16時閉門。

地蔵院から北野天満宮へ

北野天満宮といえば、梅のイメージですが、桜も咲いていました。

北野天満宮と牛↓

北野天満宮では、クーポンでオリジナルしおりがもらえます。

北野天満宮の北門から出てすぐの場所に、桜の名所平野神社があります。

平野神社の桜は見頃でした。

ふと、下を見ると・・・

妙にリアルなクマ・シカ・イノシシ・パンダのオブジェが！

今回は、徒歩で大回り（蚕ノ社と法金剛院）しましたが、「嵐電1日フリーきっぷ」をより有効に使うには、嵐電沿線の名所鹿王院（鹿王院駅）・仁和寺（御室仁和寺駅）・妙心寺（御室仁和寺駅）・龍安寺（龍安寺駅）・等持院（等持院駅）に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。