5月4日、前日に行われた流鏑馬神事の小笠原流弓馬術礼法をはじめ、約20の古武道流派が下鴨神社で奉納されます。平成25年は、34の演武(1流派約9分)が舞殿と橋殿で奉納されました。
歴史小説で見たことがある流派が目の前で見れて大変興味深い経験でした。今回は、34の内6つの流派を写真でご紹介します。
古武道奉納の前日、下鴨神社の糺ノ森で行われた流鏑馬神事の小笠原流の方々が木馬に乗り矢を放ちます。
小笠原流(おがさわらりゅう)は、武家故実(弓馬故実)、弓術、馬術、礼法の流派。また兵法、煎茶道、茶道にも小笠原流を名乗るものがある。礼儀作法の流派として知名度の高い流派であるが、本来的には弓術・馬術・礼法・軍陣故実などの武家社会の故実(武家故実)全般の流派である。
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二天と言えば二刀を用いる剣豪宮本武蔵!武蔵は晩年、細川家に客分として招かれたので「細川家伝統兵法二天一流」という名が残っているのだと思います。
二天一流(にてんいちりゅう)は流祖・新免武蔵藤原玄信(宮本武蔵) が、晩年に熊本で完成させた兵法である。その理念は著書『五輪書』に著されている。肥後では二天流、武蔵流などとも呼ばれた。
神道無念流と聞いて思い浮かぶのが、新選組局長の芹沢鴨(後に近藤勇らに暗殺)、新選組二番隊組長の永倉新八(新選組数少ない生き残り)、新選組参謀の伊東甲子太郎(御陵衛士として新選組を出るが油小路で暗殺)、長州藩士桂小五郎(木戸孝允)。
神道無念流(しんどうむねんりゅう、しんとうむねんりゅう)は、日本の剣術の流派。宝暦年間(1751年 – 1764年)頃に福井兵右衛門嘉平によって創始された。「立居合」という居合も含むが、実際に立居合も学んだ者は極めて少なく、免許皆伝に至った者でも大部分は剣術のみを修めた者であった。
永倉新八は、新選組の組長格の中でも屈指の剣腕を誇り、阿部十郎は後年、「一に永倉、二に沖田、三に斎藤の順」と語っている。
wikipedia永倉新八より
新選組血風録は、隊士の短編エピソードが沢山載っていて面白くオススメです。
柳生新陰流(やぎゅうしんかげりゅう)は、柳生宗厳以降の新陰流の俗称。正式な流儀名は新陰流。江戸柳生からは柳生三厳(柳生十兵衛)、尾張柳生から柳生厳包(柳生連也斎)など天才剣士を輩出した。
宝蔵院流槍術と言えば、新選組十番隊組長の原田左之助を思い出します。槍の先端付近が十文字になっていて「突けば槍、薙げば薙刀、引けば鎌」と説明されていました。
宝蔵院流槍術(ほうぞういんりゅうそうじゅつ)とは、奈良の興福寺の僧宝蔵院覚禅房胤栄(?~1607)が創始した十文字槍を使った槍術である。薙刀術も伝承していた。初代宝蔵院覚禅房胤栄、2代目胤舜、3代目胤清、4代目胤風。
宮本武蔵の数多い小説や映画、漫画において、武蔵の決闘の相手に胤舜、高田吉次が出ていることが多い。小説では『魔界転生』、漫画では『バガボンド』『ゴクウ』がある。シグルイでは徳川家の槍術指南として宝蔵院流槍術を習得した人物が登場する。「忠臣蔵」(元禄赤穂事件)にからんだ架空の人物である俵星玄蕃は、宝蔵院流の天下無双の槍の名人であるとされる。
天然理心流と言えば、新撰組局長の近藤勇、新撰組副長の土方歳三、新選組一番隊組長の沖田総司が有名。
天然理心流剣術で、「近藤」という名札を付けられた方がおられたが、近藤勇ゆかりの人なのだろうか?ちょっと気になった。
遠江国の近藤内蔵之助(?-1807年)が、寛政年間(1789-1801)頃に創始した。天然理心流は、師から口伝や免状を受ける事によって伝承するが、前宗家から免状を受けたのは四代目の近藤勇までである。
土方歳三を主人公にした「燃えよ剣」は一度は読んでおきたい名作です。
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