伏見の十石舟に乗って桜を見て来ました。京阪電車中書島駅を降りて数分歩くと、月桂冠大倉記念館裏乗船場が見えてきます。
近くの長建寺前の立て札にはこうのように書かれている。(一部省略)
ここを辨天浜という。昔、洛南三大奇祭の一つ7月23日の夜「長建寺の大祭辨天祭」は船上で行われる大柴燈護摩法要(だいさいとうごまほうよう)で関西一円に有名であったが、その船渡御はこの浜から出発して宇治川に出た。
又、向側を大倉浜と言い明治22年東海道線の開通を見るまで、この浜で米が降ろされ、酒が積まれていた。この北側は「伏見南浜港」といわれて江戸時代は参勤交代の御座船を初め、三十石船、伏見船の発着点として日本でもめずらしい河港であった。
洛南保勝会
弁天橋を渡ると「十石舟のりば入口」の大きな看板。階段を降りると十石舟のチケット売り場になっています。
スポンサーリンク
十石舟の定員は15名で、10時から20分間隔に出発します。行った日は桜シーズとあってか10分間隔でした。岡崎疎水の十石舟では4時間30分待ちでしたが、伏見の十石舟は1時間20分程度の待ち時間でした。
土日には定員30人の三十石舟が運行されます。
運行期間:平成25年4月6日(日)~5月6日(月・祝)、平成25年10月12・13・14日、11月2・3・4日
乗船場:寺田屋浜乗船場※十石舟と乗船場所が違う
三十石舟↓
ちなみに、今の岡崎疎水の十石舟は大型船ですが、一昔前の岡崎疎水の十石舟は伏見から貸し出されたものでした。
伏見の酒蔵、桜、柳・・・ココでしか見られない風景が続く。
三栖閘門↓
三栖閘門で一旦下船。三栖閘門資料館を見学し、別の十石舟で戻ります。所要時間は約55分ですがアッという間の船旅でした。
月桂冠大倉記念館裏乗船場から歩いて20分~30分の所に松本酒造があります。この春の季節、新高瀬川の土手沿いに菜の花が咲き、レンガ作りの煙突と黒い木造の建物との景色が良い感じになります。
もう少し後に来たら菜の花がもっと咲いてキレイなはずです。
松本酒造地図
京都観光で使えるお得な乗車券 京都観光で使えるお得な乗車券(フリーきっぷ)をまとめてみました。.... |
|
「市営地下鉄1dayフリーチケット」 市営地下鉄1dayフリーチケットを使えば、渋滞にまきこまれず、時間どうりスムーズに.... |
|
嵐電でめぐるオススメ観光名所10箇所 嵐電(京福電車)は、京都市内に現存する唯一の路面電車です。嵐山本線(嵐山駅ー四条大宮駅)7.2kmと北野線.... |