勝持寺(お花見)

勝持寺は、680(白鳳8)年天武天皇の勅により創建されたのが始まりで、現在の建物は応仁の乱で消失後再び建てられたものです。

勝持寺・・・・

いや、今回は勝持寺よりもう一つの名”花の寺”と呼ぶほうが良いだろう。

花の寺は、その名からわかるように桜の名所です。

花の寺↓

花の寺

花の寺

境内には、約100本もの桜が植えられており、見渡す限り一面桜って感じです。

花の寺境内↓

花の寺

写真右奥に見える建物が、本堂の阿弥陀堂で、写真左の石段を上ると不動堂があります。

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花の寺の名の由来は、西行法師が一株の桜を植え愛でた事からその名が付いたと言われています。

西行法師が植えた桜↓

花の寺

西行桜

立て札には(要約)

『花の寺と西行桜

平安の末期、鳥羽院の北面の武士であった佐藤兵衛義清が、この寺に入って出家し西行法師となる。

西行は、ここに草庵を結び、一株の桜を植えて吟愛していた。世人はその桜を「西行桜」と称し、寺を「花の寺」と呼ぶようになり、古来から有名な花の名所として知られるようになった。』

と書いてある。

謡曲西行桜は

『桜の季節草庵を結んだ西行のもとに花見客が大勢やって来る。閑居を妨げられた西行は、桜のせいであると歌に詠む

花見んとむれつつ人の来るのみぞ
    あたら桜のとがにはありける。

すると、古木の桜の精が現れ西行に歌の真意を聞く。桜の精は、西行に読経を頼み桜の名所を語り舞う。』

といったお話です。

西行桜から更に奥に行くと”桜ヶ丘”と言う場所がある。

桜ヶ丘の桜↓

桜ヶ丘の桜

桜ヶ丘の桜

桜ヶ丘の桜もまた良い感じです。

明治の俳人高浜虚子は

『地のとどく 西行桜したしけれ』

という句を詠んでいる。

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