3月15日清涼寺で行われた涅槃会・お松明式を見に行ってきました。
3月15日(陰暦2月15日)は、釈迦の入滅(亡くなられた)日で、釈迦の徳を称え法要が営まわれます。
清涼寺本堂内では、大きな涅槃図が掲げられています。
釈迦入滅の光景を描いた涅槃図は、悲しむ諸菩薩や動物が中央に横たわった釈迦を取り囲んだ図です。
本堂では、涅槃図の詳しい説明もされていました。
本堂前には、3基の大松明が用意されている。
大松明↓
大松明は、松の枯れ枝や藤つるで作られていて、中は空洞になっています。
20時半棒を使って、護摩壇の火を大松明の上から入れると勢いよく炎が立ち上ります。
点火された大松明↓
高さ約7mの大松明から立ち上る炎は大迫力です!
一方狂言堂では、嵯峨大念仏狂言が行われます。
平成18年の演目は、大黒狩・釈迦如来・土蜘蛛でした。
狂言堂にお題目が掲げられる↓
ちなみに、嵯峨大念仏狂言は無言劇です。
では、釈迦如来を写真で紹介。
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登場人物 <釈迦、寺侍、坊主、母親(美人)、娘(お多福)>
寺侍と坊主が釈迦を抱えて本堂に運ぶ↓
釈迦を拝む寺侍と坊主↓
そこに母親(美人)と娘(お多福)がお参りにやってくる↓
どうぞどうぞ↓
母親(美人)がお参りすると釈迦がお辞儀をして動く!
驚き頭を抱える寺侍↓
何か仕掛けがあるのか?と確かめる坊主↓
今度は娘(お多福)がお参りする↓
すると釈迦は、後ろを向き寺侍がこける(写真左に寺侍の足)↓
吉本新喜劇ばりのこけ方だ!
釈迦が後ろに向いたまま戻らない↓
寺侍と坊主が途方に暮れる↓
母親(美人)に拝んでもらえば元に戻るのではと考える。
再び母親(美人)登場↓
すると釈迦は、母親(美人)と肩を組みどこかに行ってしまう↓
釈迦と母親(美人)を止めようとする寺侍↓
寺侍が戻ると坊主が釈迦に成済まし驚く↓
釈迦(坊主)を拝むと後ろに向きこける寺侍↓
寺侍は、娘(お多福)が拝めば向きが変わると考え、再び娘(お多福)に拝ませるが・・・・
今度は、釈迦(坊主)と娘(お多福)が肩を組みどこかに行ってしまう↓
最後は、寺侍が釈迦になる↓
しかし、誰も来ないので寺侍はしかたなく帰る。
終わり。(※嵯峨大念仏狂言発行の本参考)
嵯峨大念仏狂言は、無言劇のため身振り手振りで話が進みますが、話の内容をある程度知っていると非常に面白いです。
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