平成26年京都御所秋季一般公開

平成26年京都御所秋季一般公開に行ってきました。平日とあってか人の出足は少なめでした。

大きな牛車（八葉車）が展示されていた。

説明によると

牛車（八葉車）

牛車は、牛に引かせた二輪車で、種類により乗用する階級が決まっていました。八葉車は綱代車の一種で屋形に八葉の紋のあるのが特徴で、大臣や公卿など最も広く使用されたものです。

ここに展示した牛車は、中に畳が三畳敷けるほどの大型なもので、屋形の内寸は幅196cm、奥行246cm、高さ190cmで車輪の大きさは直径208cmあります。

牛車は、後ろから乗り、降りる時は牛を外して前から降りる慣例がありますが、平家物語には上洛した源（木曽）義仲が、これを知らないで後方から降りたとあり、乗降のしきたりについての挿話があります。

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紫宸殿（ししんでん）は、即位の礼などの重要な儀式を執り行う最も格式高い正殿です。

紫宸殿

板輿

御池庭

女踏歌（おんなとうか）

説明によると

女踏歌

正月の十六日の夜に行われる舞で、地を踏みしめ、拍子をとって歌いながら舞います。

平安時代は、豊楽殿で行われ、後は紫宸殿の南庭で行われました。舞う女性は舞伎（ぶぎ）といい、唐装束に檜扇と帖紙をかざして舞います。

江戸時代は、十数人で南庭に敷めぐらされた筵道（えんんどう）の上を回って舞いました。

臨時の売店

臨時の売店には、ここでしか販売していないものもあります。

期間：平成26年10月30日（木）～11月5日（水）
入門時間：午前9時（開門）～午後3時30分（閉門）
拝観料：無料
蹴鞠：11月1日（土） 10時～ 11時～
雅楽：11月2日（日） 10時～ 11時～
最寄り駅：地下鉄今出川駅