2014-07-30 (水) 14:31 投稿
御手洗(みたらし)祭は、夏の土用の丑の日、みたらし池に足をつけ無病息災を祈る神事です。そのため、御手洗祭は別名「足つけ神事」ともいわれています。
下鴨神社の御手洗祭は、土用の丑の日の数日前から行われます。
令和4(2022)年
【期間】7月22日(金)~31日(日)
【時間】9時~20時
【灯明料】300円
【公式サイト】下鴨神社
御手洗祭(足つけ神事)の由来
御手洗池の井上社に祀られる瀬織津比売命(せおりつひめのみこと)は罪穢れを祓い除き給う神様です。そこで、昔から土用の丑の日に、この神池に足をつけ、燈明をお供えし、御神水をいただくと諸病にかからず、延命長寿の霊験あらたかと言い伝えられています。
また、神池から採れた黒い小石は「かん虫ふうじの神石」として昔から信仰されており「みたらしお祓い守り」(無病息災・延命長寿)「御手洗除病のお札」この日に限り授与されます。
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糺の森に露天が建ち並ぶ↓
糺の森を進むと、ロープがはられ「お池入口」の案内↓
灯明料300円、クツを入れるナイロンとロウソクをいただきます。
水位は大人のヒザ上ぐらいあります。
太鼓橋をくぐり御手洗川に入ります。
水が想像以上に冷たく、長時間入ると、体の芯から冷えるほどの水温でした。
川の途中で、ロウソクに火を灯し、献灯します。
御手洗池から上がると、足を拭き、クツを履きます。冷たかった足が不思議にポカポカと温かくなる。
※注 タオルは持参しなければなりません
余談ですが、みたらし池の泡を模してみたらし団子の形が作られたと言われています。
冷たい御神水をいただく↓
足形祈祷札(初穂料200円)に名前と年齢を書き、井上社横の池に入れると無病息災健脚祈願になるといわれています。
足形祈祷札↓
かんむし封じ「鴨の神石」↓
賀茂の御神石↓
賀茂の御神石
古来、下鴨神社の御手洗川で採取される黒石は、厄除の神石として、特に子供の「かんむしふうじ」に効験あらたかな霊石として信仰され、毎年、取り替え取り替え新たにいただく風習とされている。
御手洗祭は、午前5時半~午後10時までやっていますが、ロウソクの灯火で幻想的になる夕方ごろからがオススメです。
小さな子どもや人混みを避けるなら明るい時間が良いかもしれません。
くれぐれもタオルはお忘れなく!
【京都観光研究所】下鴨神社
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