3月3日、三十三間堂で春桃会(ももの法会)が行われました。当日は、三十三間堂を無料で拝観料出来ます。
パンフレットによると(一部略)
春桃会(ももの法会)
3月3日は、陽数の「3」が重なり「おめでたい」とされる祝節「重陽(ちょうよう)」の一つです。
今は、「桃の節句・雛祭り」が全国的な習俗ですが、古来から「上巳(じょうし)」と呼ばれ禊ぎをして邪気厄災を払う「斎日(さいじつ)」とされていました。
この日に用いられる「桃」は「鬼怖木(きふぼく)」と呼ばれ「悪災を除く仙果・聖樹」とされ、その実を食べるだけでなく、枝を軒先に刺して「厄除け」にしたり、花を酒水に浮かべて飲めば無病息災を得るという習俗があります。
三十三間堂も「3」が重なる事から、この祝節にちなんで「桃の法会(もものほうえ)」を行い、広く皆様に開放して参詣各位の無事息災を祈ることといたしました。
「3月3日」と「三十三間堂」の「3」つながりで春桃会が行われるようになったのか。
桃といえば、日本の神話で「伊邪那岐神(イザナギノカミ)が黄泉国(あの世)から逃げてくる途中、桃を投げつけ、追ってをふりきった」という話がありますね。
スポンサーリンク
春桃会当日は、瀬戸内寂聴さんによる青空説法が人気。
人気のあまり、ゆるキャラまで説法を聞きに来ていました。
人気なのは青空説法だけではありません。3月3日にしか販売されない女性のお守り「桃のお守り」や幸福をひくおみくじ「花咲きおみくじ」も人気でした。
桃のお守り↓
花咲きおみくじ↓
桃のお守りは数量限定です。
また、本堂の中央の中尊・観音坐像からつながれた「善縁の綱」というヒモをさわる「結縁綱参拝」というのも人気でした。
ちなみに、三十三間堂堂近くの法住寺で「つり雛展」が行われていました。
春桃会2014スケジュール
10時00分~10時30分:献花法要(華道池坊)
12時00分~12時30分:寄席(京都女子大学落語研究会)
13時00分~14時00分:青空説法(瀬戸内寂聴)
京都観光で使えるお得な乗車券 京都観光で使えるお得な乗車券(フリーきっぷ)をまとめてみました。.... |
|
「市営地下鉄1dayフリーチケット」 市営地下鉄1dayフリーチケットを使えば、渋滞にまきこまれず、時間どうりスムーズに.... |
|
嵐電でめぐるオススメ観光名所10箇所 嵐電(京福電車)は、京都市内に現存する唯一の路面電車です。嵐山本線(嵐山駅ー四条大宮駅)7.2kmと北野線.... |