六地蔵めぐり（地蔵寺）

六地蔵めぐりとは、8月22日～8月23日にかけて、平清盛によって安置された6箇所の地蔵菩薩をめぐり、先祖の霊の供養や無病息災・家内安全などを願う伝統行事です。地蔵菩薩の安置されている6箇所（大善寺・地蔵寺・浄禅寺・徳林庵・源光寺・上善寺）は、京の都の出入口にあたります。

今回は、京都の西、桂にある地蔵寺（桂地蔵）へ行って来ました。

地蔵寺の由来は立て札の説明によると

地蔵寺（桂地蔵）

浄土宗のお寺で、京都六地蔵めぐりの霊場である。本堂に安置される本尊の地蔵菩薩（桂地蔵）は、平安時代の初期に、小野篁（おののたかむら）が一度息絶えて冥土に行き、生身の地蔵菩薩に出会って蘇った後、一本の大木から作った六体の地蔵菩薩の一つであると言われている。

当初、六体の地蔵菩薩は、木幡（現在の伏見区六地蔵にある大善寺）の里に祀られていたが、1157年に平清盛によって、都の安泰を祈るため、都に通じる六つの街道入り口にそれぞれ安置したと伝える。

この地蔵菩薩は、木の最下部をもって作られたもので、世に姉井（あねい）菩薩と呼ばれている。

京都市の立て札より

「都に通じる六つの街道入り口」と書いてあります。ここ地蔵寺の場所は、丹波（山陰街道）への口になります。
ちなみに、小野篁像および伝説なら六道珍皇寺と幽霊飴をご覧ください。

地蔵寺本堂↓

奥に本尊の地蔵菩薩が少しみえます↓

8月22日19時30分から21時まで落語、ジャグリング、平家琵琶の演芸奉納が行われました。

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ジャグリング↓

平家琵琶↓

平家琵琶、なんだかジワジワ来ました。

アクセス：阪急電車 桂駅下車徒歩約10分　/　市バス 桂消防署前バス停
桂地蔵寺地図

【関連ブログ】電車で六地蔵めぐり