12月2週目に入ってからでは少し遅いかな・・・・と思いつつ祇王寺へ行ってきました。
しかし、その思いは杞憂でした。
祇王寺境内↓
境内は、5分もあれば一周出来るほどの広さです。
祇王寺は、その狭さゆえ紅葉が境内全てを包むような一体感を生み出しているようでした。
祇王寺を出て右の石段を上るとすぐの場所に、滝口入道と横笛の悲恋の地で知られる滝口寺がある。
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後に衰退したが、祇王寺の再興に続き滝口寺として再興された。
滝口寺の名は、小説”滝口入道”より付けられたそうです。
京都市の立て札には(要約)
『滝口寺史跡
滝口入道は、名を斉藤時頼といい、宮中の警衛に当たる滝口の武士であったが、建礼門院の雑仕女横笛を見染めて恋に落ちた。
しかし、彼の父は、その恋を許さず、そのため時頼は、わずか19歳にして往生院に入り出家したのである。
横笛は、これを聞き往生院を訪ねるが、滝口入道は修行の妨げと会わず、そのため、横笛は悲しみのあまり大堰川に身を沈めたとも、奈良法華寺に出家したともいう。』
と書いてある。
境内には、滝口入道に会えなかった横笛が近くにあった石に、自分の指を切り血で歌を書いたと伝えられる石がある。
横笛歌石↓
また、滝口寺には新田義貞(1301-1338)の首塚がある。
新田義貞の首塚↓
新田義貞は、鎌倉幕府を滅ぼした鎌倉末期から南北朝時代の武将で、越前国藤島で戦死、首級は京都に送られさらされた。
後に新田義貞の寵姫勾当内侍(こうとうないし)が往生院に持ってきたと伝えられる。
滝口寺本堂↓
滝口寺本堂からの眺め↓
紅葉は、ほぼ終了していました。
滝口寺は、祇王寺同様あまり広くはないですが、静かでゆっくりと出来る場所でした。
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