大晦日『をけら詣り』を見に八坂神社、『除夜の鐘』を聞きに知恩院へ行ってきました。
をけら詣りは、八坂神社で大晦日(19時)から元旦の早朝(5時)にかけて行われる行事です。
昔から京都では、八坂神社境内の灯籠からうつした火を縄(吉兆縄)で家に持ち帰りお雑煮などを作ると無病息災になるといわれています。
19時前八坂神社へ着くと境内はすでにお正月の様相。
をけら火の灯籠↓
吉兆縄は、境内で購入します。
しばらく待っていると本殿から種火が持ってこられ、灯籠に火が点けられます。
灯籠に点火↓
すぐに火は燃え上がり次々と吉兆縄に火がうつされて行く。
火がついた吉兆縄を消えないようにクルクルと回しながら家に持って帰ります。
余談ながら、今はありませんが、大正時代のはじめ頃まで、をけら詣りの前に境内を真っ暗にし、参拝者達が悪口を言いあう「悪口祭」(別名:罵倒祭)という風習があったそうです。相手を言い負かせば良い年になると信じられていた。
次は知恩院へ・・・
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すでに人が十人程並んでいる!
御影堂の前から並ぶようになっていて鐘楼へは近づけない!!
書いてある説明を読むと・・・
『鐘楼内の参拝収容人数は約300人です。
入場制限・入替え制になっております。』
と書いてある。
入場制限!?入替え制!?
説明によると20時から鐘楼近く行く事ができるが、300人になった時点で入れなくなり、除夜の鐘が始まると立ち止まって見るのではなく歩きながら円山公園に抜けていくとの事でした。
知恩院は、22時30分ぐらいからお経をあげて引き続き除夜の鐘が鳴らされます。
20時から22時30分・・・2時間半待つのか・・・・
知恩院鐘楼↓
知恩院(前編)でも書いていますが、この鐘は重さ約70トン日本三大名鐘の一つです。
大鐘は、撞木(しゅもく)に付けられた縄を左右に8人づつ真ん中に1人の合計17人で引っ張り鐘をつきます。
寒さに震えながら待つ事約2時間半・・・・
大鐘の周りにお坊さんが並びお経をあげられる↓
お経が終わるといよいよ除夜の鐘がつかれます。
撞木が振り子のように何度も振られる・・・・
そして!
ぐおぉぉぉんんんんん・・・・
ずっしりと重い音が聞こえると周りは歓声に包まれる。
撞木を何度も振り、鳴らす直前に真ん中の1人が、鐘に向かって背を向き後ろに倒れこむようにして鐘をつきます。
反対側から↓
ちょっと写真がボケてます。
横から↓
これほど大きい鐘の『除夜の鐘』なら一突きで煩悩が吹っ飛びそうです。
寒い中待ったかいがあった。
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