祇園祭山鉾巡行の見所
- りょうたろう
- 2010-06-23 (水) 15:01
- 京都の歳時記(夏)
7月17日、祇園祭のクライマックス山鉾巡行が行われます。長刀鉾に始まり南観音山まで32基の山鉾が四条通り⇒河原町通り⇒御池通りを巡行します。
壮観な山鉾巡行だけでなく、注連縄切り、くじ改め、辻回しなどの見所もあります。
注連縄切り
注連縄切りは、山鉾が神域へ進む為の重要な儀式で先頭の長刀鉾だけが行います。四条麩屋町に斎竹を建て注連縄が張られます。長刀鉾の上で長刀鉾稚児が刀で注連縄を切ります。一度しか行われないので非常に貴重な瞬間です。
注連縄に近づく長刀鉾↓

注連縄切り↓

くじ改め
くじ改めは、四条堺町に関所をもうけ、奉行(京都市長)がクジを読み上げ巡行順に間違いが無いか確認します。山鉾が来るたびに行われます。
くじ改め↓

辻回し
山鉾を90度回転させる辻回しは、四条河原町・河原町御池・新町御池の三箇所で行われます。山鉾巡行最大の見せ場といえます。
辻回し↓

注連縄切り、くじ改め、辻回し以外にも見所はたくさんあります。
稚児
山鉾には、稚児が乗るタイプがあり、稚児舞が披露されます。長刀鉾は唯一の生稚児ですが、その他の山鉾(放下鉾や鶏鉾など)には稚児人形が乗せられています。
稚児舞をする稚児人形↓

船鉾
船鉾は、32の山鉾の内唯一船の形をした鉾です。舳先の鷁(げき)が印象的です。
船鉾↓

蟷螂山
蟷螂山は、山鉾で唯一からくり仕掛けです。カマキリと御所車の車輪が動きます。
蟷螂山↓

タペストリー
山鉾は、貴重なペルシャ絨毯やインド絨毯などで飾られ動く美術館とも呼ばれています。中でも、ギリシャ神話イーリアスをモチーフにしたタペストリーは、17世紀に伊達政宗の家来によって日本に持ち込まれました。その後、タペストリーの一部は会津藩を通じ京都に持ち込まれ鯉山・鶏鉾・霰天神山・白楽天山に分割して飾られるようになりました。
鯉山タペストリー↓

傘鉾の踊り
四条傘鉾は、巡行時に赤熊(しゃぐま)をかぶった二人の棒振りと花笠をかぶった子供達が踊りとお囃子で盛り上げます。綾傘鉾も赤熊をかぶった棒振りがお囃子に合わせて踊ります。
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