祇園祭・屏風祭（2007年）

祇園祭の宵山期間中、屏風祭も平行して行われます。屏風祭では、京都に古くからある旧家の屏風や鎧など、各家々の家宝が一般公開されます。

主に14箇所の家や会社で行われていますが、写真撮影禁止や事前申し込みが必要な所もあったため今回は11箇所見てきました。

下の様な感じで格子越しや中に入って家宝（美術品）を見せていただきます。

1.市原亀之助商店（室町通仏光寺下ル）

↓源平合戦武者画（左奥）巻狩之図（右）

巻狩之図↓

猪や熊？を武者が弓や槍で狩ろうとしています。

2.やまいち（西洞院通四条下ル）

稚児御位ヒニ参行之図↓

稚児社参の屏風です。

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昔の町の様子を描いた屏風です。

4.安田多七（烏丸通錦小路上ル）

賀茂競馬↓

葵祭の賀茂競馬の様子を描いた屏風です。

5.木村家（六角通烏丸西入ル）

竹が描かれた屏風です。

6.荒木装束店（烏丸通三条上ル）

タジマハール旅情（左奥）↓

北京↓

異国情緒あふれる屏風です。

7.岸本絞工芸（三条通新町西入ル）

梅？桜？木の種類は解りませんが、太い幹が印象的な大きな屏風です。

8.野田家（新町通六角下ル）

源平合戦（鵯越の坂落し・屋島の戦い）

鵯越の坂落し↓

屋島の戦い↓

色鮮やかな屏風です。

9.吉田家（新町通六角下ル）

屏風もありましたが、着物がメインに飾られていました。

10.藤井絞（新町通六角下ル）

松と鶴の大きな屏風と南観音山？の縮小模型。

11.松坂屋（新町通蛸薬師上ル）

桃山時代や江戸時代の鎧です。

宵山では、山や鉾に目が行きがちですが、京の町屋に飾られる美術品をゆっくり見て回るのも良いものです。